症状から調べる

立ちくらみ

立ちくらみ

立ちくらみの原因

立ち上がった時にうまく立ってられない、ふらつく、目の前が暗くなるなどありませんか?

主な症状は以下があげられます。

  • 立ち上がりから数秒~数分気が遠くなる
  • ふらつき
  • めまい
  • 混乱
  • かすみ目

身体を急に起こしたり、急に立ち上がる際に血圧が極度に低下することで立ちくらみが発生します。血圧が下がることで心臓から脳に送り出される血液の量が減少するために起こります。

主な原因は以下となります。

  • 血液量の減少
  • 薬剤による影響
  • 長時間同じ姿勢でいる状態が継続した場合
  • 副腎機能不全

立ちくらみが慢性的な場合は以下が予想されます。

  • 加齢に伴う血圧調節の変化
  • 薬剤による影響
  • 自律神経系の機能不全

また、病気により、血圧の制御に問題が発生して立ちくらみが起きやすくなることがあります。主な原因は以下が予想されます。

  • 病気や薬剤による自律神経系の機能不全
  • 心臓の血液輸送能力の低下
  • 循環血液量減少
  • ホルモンに対する反応性の低下

病気や身体的な要因以外にも仕事や人間関係などの重圧から立ちくらみが生じることも。ストレスケアのためにテレビやスマートフォンなどの情報を遮断し、ゆったりとした睡眠環境や生活リズムを整えることも大切です。原因がわからない場合は重篤な病気が隠れていることもあるので気になることがあったり、困っている場合には受診することをおすすめします。

立ちくらみの治療について

治療にはまず原因を探ることが大切。立ちくらみが生じた前後で生活環境や新たに始めたことが無いか確認しましょう。ストレスや投薬、その他にも様々なことが原因となり立ちくらみが生じている可能性もあります。まずは生活習慣を整えるために十分な水分を摂取し、アルコールは控えるまたは避けましょう。また、人によっては塩分を摂取することで水分の貯留量が増え、症状が軽減することもありますので食事に多めに塩をかけたり塩化ナトリウムの錠剤の摂取も効果的かもしれません。
※ 心疾患がある人は推奨されない場合がございます。

可能であれば適度な運動もおすすめです。定期的に運動を行えば、血管の壁の筋肉の緊張が高まるため脚にたまる血液が減少する場合もあります。まずは原因を探り、医師に相談の上、自分にあった生活スタイルで改善していきましょう。

症状に対応する検査

  • 血液検査

診察可能なクリニックはこちら