南アメリカ地域へ渡航時の感染症・予防接種について
アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、コロンビア、スリナム、チリ、パラグアイ、ブラジル、ギアナ、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、南ジョージア島・南サンドイッチ諸島など
南アメリカ地域へ渡航される方に推奨のワクチン
破傷風 | すべての渡航者 |
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A型肝炎 | 1ヶ月以上滞在する方 |
B型肝炎 | 1ヶ月以上滞在する方 |
狂犬病 | 1ヶ月以上滞在する方 野生動物に接する機会のある方 |
腸チフス | 不衛生地域へ立ち入る方 |
マラリア予防薬 | マラリア発生地帯に立ち入る方 |
MR | 接種歴が確認できない方(抗体がない方) |
おたふく | 接種歴が確認できない方(抗体がない方) |
水痘 | 接種歴が確認できない方(抗体がない方) |
黄熱 | イエローカードの携行が義務付けられている国への渡航者 |
南アメリカ地域の衛生状況
赤道に近い地域は熱帯性気候で、1年中感染症が流行しています。また、蚊を原因とする感染症が多く発生します。南部は温帯地域です。感染症の流行、蚊の発生は、11~5月に多く、6~11月は比較的少ないです。多くの国で黄熱の予防接種が必要です。