トラベルワクチン FAQ
だいたい1回目接種後、数週間程度で抗体が産生されます。複数回接種が必要なワクチンについては決められた回数の接種を完了することで抗体価を上げ、長持ちさせることができます。推奨されている回数は、決められた間隔で接種しましょう。
渡航先によって推奨されているワクチンは異なりますが、遅くとも1ヶ月前までにお問い合わせください。
A型肝炎ワクチンは少なくとも接種されることを推奨しております。
まったく受けないよりは1回でも接種しておくと、万一その病気に罹患した場合も軽症で済む場合もあるため1回は接種しておくことを推奨します。海外渡航の際に接種が推奨されているワクチンの多くは3回接種が基本で、接種間隔は初回、1ヶ月後、6ヶ月後です。最低でも1ヶ月前であれば、2回の接種は済ませることができるので、3回目は現地で受ける、あるいは一時帰国の際に受けるなどの方法が選択できます。なるべくお早めのご予約を推奨しております。
同時接種可能です。予防接種ガイドラインでは複数ワクチンの同時接種について、「あらかじめ混合されていない2種類以上のワクチンについて、医師が必要と認めた場合には同時に接種をおこなうことができる」と記載されており、法律上認められた方法です。ごくまれに重篤な副作用による健康被害が生じた場合に、因果関係が明確にならない、説明書の記載にはない方法で接種をおこなったなどの理由から、救済措置が取られない可能性があるということにご理解をいただく必要があります。
当院では現状、HPに記載のあるワクチンのみ接種をおこなっております。
1回の接種で有効なワクチンもありますが、通常1回のみですと抗体価が上がらなかったり、持続期間が短かったりするため、完全な予防には不十分なことが多いです。可能な限り既定回数を接種されることを推奨します。
現地の医療機関にもよりますが、ほとんどの場合可能であると思われます。ただ、国内で受けたワクチンと同じ製剤であるとは限らないため事前に確認されることを推奨します。また、途中帰国の際の接種も推奨します。
通常の医薬品と同様、副作用はあります。しかし、副作用の頻度は通常数%程度なので過剰に心配する必要はないと考えます。一般的に重篤な副反応は100万~200万件に1件程度とされています。副反応のリスクと現地で感染症に罹患するリスクを鑑みて接種をご判断ください。
MR、おたふく、水痘ワクチンといった生ワクチンは、胎児への影響を考慮して全妊娠期間を通じて接種をおこないません。また、接種後2ヶ月は避妊が必要とされています。また、授乳中に生ワクチンを接種することによってウイルスが母乳を介して乳児に感染する可能性があるため、接種後1ヶ月程度は授乳を避けることをお勧めします。一方、生ワクチン以外の不活化ワクチンの妊娠期間中の接種について、胎児への影響はないとされていますが、妊娠が安定した時期に接種することが望ましいと考えるため産科の主治医にご相談ください。不活化ワクチンの授乳中の接種は問題ありません。
予防接種後30分~1時間程度は体調の変化がないか観察してください。通常、重篤な副反応は接種後1時間以内に起こるとされています。当日は通常通りの生活で問題ありませんが、激しい運動や過度な飲酒は避けましょう。入浴や適度な飲酒は問題ないと考えます。
ワクチンの副反応として接種部位が赤くなったり腫れたりすることがあります。腫れたところが自分の手のひらより大きい場合やひどい痛み、かゆみがある場合にはご受診ください。
ワクチンの副反応として、2週間以内に発熱などの症状が出現することがあります。症状が強い場合にはご受診ください。
指定のフォームからのご予約のみ現在お受けしております。海外渡航時のワクチン接種は事前に確認する事項が多いため、渡航の1ヶ月以上前までにフォームからお問い合わせください。
予診票(日本語)のコピーはお渡し可能です。受付でお申し出ください。
可能です。お問い合わせ時にフォーム内にアップロードしてください。発行までに1週間程度お時間をいただく可能性があるのでご注意ください。もし対応が難しい場合は事前にご連絡させていただきます。
送信完了後、3営業日以内にメールで接種日等についてご連絡を差し上げます。3営業日を過ぎても連絡がない場合には、contact@eki-kuri.comまでお問い合わせください。
可能です。https://eki-kuri.com/kamata/checkup/#teiki
こちらの定期健診の項目を通常渡航前健診項目として対応しております。その他の項目が必要な場合は問い合わせフォームの備考欄でお知らせください。通常、初回の接種前に健康診断をご受診いただきます。結果が出るまでに1週間程度お時間をいただく可能性がございます。
保険証と、原本に記載が必要な書類があればお持ちください。
海外渡航者に必要性が高く、国外では広く有効性と安全性が認められているワクチンを薬監証明制度に基づき海外から輸入して提供しています。日本国内未承認ワクチンについては、予防接種法施行令によって健康被害に対する救済制度の対象外となり、当院がワクチンの輸入をおこなう企業の補償制度に従うことになります。輸入ワクチン補償制度について
予防接種については完全ご予約制とさせていただいております。下記フォームをご入力くださいませ。
新型コロナワクチン接種前後2週間は他のワクチンの接種ができません。新型コロナワクチン接種前後13日以上の間隔が必要です。
当院では海外から帰国後の体調不良に対する外来診療は対応しておりません。もしご受診いただいても他の医療機関をご紹介することとなりますのであらかじめご了承ください。
当院では16歳以上の方に接種をしております。16歳未満の方については対応いたしかねますのでご了承ください。また、未成年の方については保護者の方もいっしょにご来院くださいませ。
重篤な副作用が出た場合、国産のワクチンについては、PMDAの医薬品副作用被害救済制度https://www.pmda.go.jp/index.htmlというものがあるのでこちらへお問い合わせください。 国内未承認ワクチンについては上記の救済制度の対象外となり、当院がワクチンの輸入をおこなう企業の補償制度に従うことになります。
16歳以上の方であれば当院で接種可能です。未成年の方については保護者の方もいっしょにご来院くださいませ。
狂犬病ワクチンについては、1回目接種日から7日後に2回目接種、1回目接種日から21日か28日後に3回目接種が通常のスケジュールですが、2回目接種がずれてしまった場合には、2回目接種日から14日後または21日後を目安に接種していただくようご案内しております。
当院では動物咬傷、外傷に対する狂犬病ワクチン、破傷風ワクチン等の接種は対応しておりません。渡航前のワクチン接種のみ対応しております。
抗体産生期間を考えると該当地域渡航の数週間前~1か月前には接種を完了していることが望ましいです。