プラセンタ注射
「最近、疲れやだるさが抜けない」「お肌の調子が気になる」といったお悩みはありませんか。このようなお悩みに対する選択肢の1つとして、プラセンタ注射があります。
自費診療では美容目的で用いられるほか、疲れやだるさなどの症状に対して使用されることもあります。また、更年期障害に伴う症状の治療として用いる場合は、保険が適用されるケースもあります。
川崎駅東口内科クリニックでは、自費診療でプラセンタ注射を行っています。更年期障害など保険適用の条件を満たす場合は、保険診療で治療を受けられることもあります。お肌の調子や疲れ、だるさなどでお悩みの方は、お気軽に当クリニックにご相談ください。
プラセンタ注射とは
プラセンタ注射とは、ヒトの胎盤から抽出した成分を用いた注射です。アミノ酸やミネラル、核酸などが含まれています。
しかし、どの成分が実際に効果を発揮しているのかは、現時点でははっきりとわかっていません。複数の成分や、まだ解明されていない成分が組み合わさって作用しているのではないかと考えられています。
こんなお悩みの方はご相談ください
以下のようなお悩みがある方は、プラセンタ注射をご検討いただけます。
- お肌の調子が気になる
- 疲労感やだるさが続いている
- 更年期の不調(ほてり、肩こり、冷えなど)に悩んでいる
【プラセンタ注射が用いられる目的】
プラセンタ注射は、主に以下のようなことに対して用いられることがあります。
- 肌のケア
- 疲労感・だるさに対するケア
- 更年期の不調の改善
肌のケア
美容目的では、ニキビ・シミ・シワ・くすみ・赤み・肌荒れ・乾燥肌などに対して使用されることがあります。ただし、美容効果については明確なエビデンスが確立されているわけではありません。
また、美容目的での使用は承認された効能・効果の範囲外であるため、自費診療となります。
疲労感・だるさに対するケア
疲労感やだるさなどが気になる方のコンディションを整える目的に用いられることがあります。疲労回復を目的とした使用も、承認された効能・効果の範囲外であるため、自費診療となります。効果についての医学的な根拠は、十分に確立されていません。
更年期の不調の改善
プラセンタ注射は、以下のような更年期に伴うさまざまな不調に用いられることがあります。
- 疲れやすさ
- 肩こり
- 腰痛
- 発汗・ほてり
- 冷え性
- イライラ
- 寝つきの悪さ
不調の原因が更年期障害である場合、保険が適用されるケースがあります。
副作用とリスクについて
プラセンタ注射には副作用とリスクがあります。
主な副作用は以下のとおりです。
- 注射部位の痛みや赤み
- 寒気
- 発熱
- 発疹
- 皮膚のかゆみ
ほかに、血圧低下や頻脈(脈が速くなること)といったショック症状が起こるリスクもあります。
当クリニックで使用する製剤
当クリニックでは、症状・目的に応じて以下の2種類の製剤を使い分けています。いずれも、国内で承認されたヒト胎盤由来の製剤です。
| 製剤名 | メルスモン | ラエンネック |
|---|---|---|
| 使用用途 | 更年期障害と乳汁分泌不全 | 慢性肝疾患における肝機能の改善 |
| 投与方法 | 皮下注射 | 皮下注射・筋肉注射 |
| 用法・用量 | 1日1回2mL | |
| 投与ペース | 症状や治療目的によって異なる | |
| 保険適用 | 承認された用途の場合 | |
添付文書(薬の効果や副作用などをまとめた文書)に記載された用法は、1日1回2mLです。保険診療では、この用法に沿って投与します。
自費診療の場合、通常は週1~2回の頻度で皮下注射を行います。ただし、上記はあくまで一般的な目安であり、症状やお身体の状態、ライフスタイルによって頻度等は異なります。
無理なく継続できるよう、ご希望や生活スタイルに合わせて相談しながら進めていきます。
保険適用となる条件
保険適用となるのは以下のようなケースです。
- 更年期障害:ホルモンバランスの乱れによりさまざまな症状が現れている状態
- 乳汁分泌不全:母乳が十分に出ない、または分泌されない状態
- 慢性肝疾患:長期間にわたり肝臓に炎症や障害が続いている状態
これらの状態で、医師がプラセンタ注射による治療が必要と判断した場合に、保険適用となります。
保険診療では承認された用法・用量に沿って投与するため、投与頻度や費用は自費診療と異なります。美容や疲労回復などが目的の場合は保険適用外となり、全額自己負担です。
プラセンタ注射の費用
当クリニックにおけるプラセンタ注射の自費価格は、以下のとおりです。
| プラセンタ注射 | 自費価格(税込) |
|---|---|
| 1アンプル | 1,800円 |
| 2アンプル | 2,500円 |
| 1アンプルごとの追加 | 700円 |
プラセンタ注射をご希望の方は、上記の費用に加えて、初診料3,800円(税込)がかかります。なお、再診料は発生いたしません。
施術方法
プラセンタ注射には、以下の2つの施術方法があります。
- 皮下注射:筋肉注射と比較してゆっくりと吸収される
- 筋肉注射:皮下注射と比べて吸収が速い
メルスモンは皮下注射、ラエンネックは皮下注射と筋肉注射のどちらも用いられます。注射の適切な量と回数は目的や症状によって異なります。
施術の流れ
当クリニックでは以下の流れで施術を行います。
1.LINE予約
診療科は「自費診療・ワクチン(中学生以上)・プラセンタ注射 」をご選択ください。事前にWeb上で問診への回答をお願いいたします。
2.受付
マイナ保険証または資格確認書をご提示ください。
3.診察
医師が症状や悩みなどを確認し、保険が適用されるか判断します。
4.同意書の確認・署名
献血の制限や副作用などの注意事項を確認し、同意書に署名をお願いします。
5.注射の実施
医師または看護師が二の腕・腹部・お尻などに注射を行います。
6.お会計・次回予約
アフターケアと次回予約の説明を受けて完了となります。
プラセンタ注射を受ける際の注意点
プラセンタ注射を受ける際は以下の2つの注意点をご確認ください。
- 献血について
- 臓器提供について
献血について
プラセンタ注射後は、献血を控える必要があります。これは理論上、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の感染を完全に否定できないためです。
なお、従来はプラセンタ注射を一度でも受けると献血できない決まりがありましたが、2026年10月1日から基準が見直されました。
現在は、最後に注射を受けた日から3カ月間は献血を控える必要がありますが、それ以降は献血できます。献血できるかどうかは、最終的に献血当日の問診で判断されます。
臓器提供について
臓器提供も原則として、控えることが求められます。ただし、移植を希望する方(臓器を受け取る側)が医師から適切な説明を受け、提供を受けるかどうかの意思を明確にしている場合は、提供が可能です。
プラセンタ(ヒト胎盤抽出物)について
プラセンタ(ヒト胎盤抽出物)について、以下の点をご確認ください。
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
当クリニックで使用するプラセンタ製剤は、更年期障害・乳汁分泌不全(メルスモン)、慢性肝疾患における肝機能の改善(ラエンネック)に対する効能・効果が承認されています。美容や疲労回復などを目的とした使用は、承認された効能・効果の範囲外です。
入手経路等
当クリニックでは、国内で承認されたプラセンタ製剤を国内の医薬品卸を通じて入手しています。
国内の承認医薬品等の有無
国内にはヒト胎盤抽出物を成分とする承認医薬品がありますが、美容や疲労回復などを目的とした使用は承認されていません。
諸外国における安全性等に係る情報
諸外国での承認状況や安全性に関する情報は限られており、十分な評価は得られていません。
医薬品副作用被害救済制度について
承認された効能・効果と異なる目的で使用した場合、原則として医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
プラセンタ注射に関するよくある質問
効果の感じ方や実感するまでの期間には個人差があり、1回の注射で効果を実感できるとは限りません。一定期間続けたうえで、体調の変化をみながら、継続するかどうかを医師と相談していただきます。なお、美容や疲労回復を目的とした効果については、医学的な根拠が十分に確立されていません。
2026年10月1日より、プラセンタ注射後の献血制限が変更されました。従来は1回でもプラセンタ注射を受けると献血ができませんでしたが、変更後は最終使用日から3カ月経過すれば献血が可能となりました。
プラセンタ注射を希望される患者様には、献血制限について十分にご理解いただいたうえで施術を受けていただくようお願いしています。
お肌の調子や更年期の不調にお悩みの方はご相談ください
プラセンタ注射の施術は、肌のケアや疲労回復などの目的で自費診療で受けられます。更年期障害が原因の不調の場合は、保険診療となるケースもあります。
副作用としては、注射部位の痛みや赤み、寒気、発熱などのほか、まれに血圧の低下や頻脈などのショック症状が現れることがあります。気になる症状がみられた際は、速やかに医師へご相談ください。
ご希望の方は、体調や健康状態を確認したうえで、医師が適切な投与量と治療頻度をご案内します。お肌の調子や更年期の不調にお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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