小児MR(麻しん風しん混合)ワクチン
麻疹、風疹はウイルス感染症であり、主に幼児期や小児期に感染することが多いです。小児MRワクチンは、麻疹、風疹を予防するためのワクチンです。
ワクチンの接種時期と回数
接種時期 | 接種回数 | 接種スケジュール |
---|---|---|
1期 | 1回 | 1歳代で1回(1歳になったらできるだけ早めに) |
2期 | 1回 | 小学校入学の前(幼稚園や保育園の年長クラス)1年間に1回 |
おすすめの接種タイミング
1歳になったらすぐ受けることが推奨されています。おたふくかぜワクチンや水痘(みずぼうそう)ワクチンと同時接種もできます。
接種方法と効果
通常、上腕部に皮下注射します。このワクチンは、麻疹、風疹対して高い効果が確認されています。
安全性・副反応
安全性
ワクチン接種前に麻しんや風しんにかかったことがあると診断されても、できるだけMRワクチンを接種しましょう。麻しんや風しんにかかったことがある人がMRワクチンを接種しても問題ありません。
副反応
- 接種部位の痛みや腫れ
- 発熱
- 発疹
など一般的には軽度で、重篤な副作用は非常にまれです。接種後に高熱や発疹などの症状が現れた場合には、すぐに医師に相談する必要があります。
同時接種の推奨
早く免疫をつけて、子どもを確実に守るために同時接種は欠かすことのできないものです。同時接種が安全であることは、世界の常識であり、日本でも確認されています。